建設ロボット研究連絡協議会ホームページ

会長挨拶

ご挨拶
建設ロボット研究連絡協議会会長
大阪大学 教授 新井健生

大阪大学 教授 新井健生

我が国の建設ロボットに関する研究開発は1980年代より活発に行われてきました.当時は大手ゼネコンを中心として,大学との連携を通じて多くの研究開発が立ち上げられました.そのような中で当協議会は,建設ロボットに共通の興味を持つ異分野の交流の場としてスタートし,建築,土木,ロボティクスの研究開発に携わる研究者と技術者が集まり有意義な活動を行ってまいりました.特に建設現場に関わる企業の技術者のメンバが中心となり,大学や国研の研究者も加わり実用的な視点での情報交換を行っています.

本協議会の主要なミッションは,建設ロボットに関する最新の情報を広く収集発信するとともに,より多くの皆様と関連分野に関する課題に関して深く議論することです.そのような目的を達成するために,当協議会では建設ロボットシンポジウムと建設ロボットフォーラムの2つの催しを企画,主催しています.建設ロボットシンポジウムは建設作業の自動化や効率化を目指したロボット・メカトロニクスや情報通信技術の応用に関する最新の研究開発成果を学術的な視点で発表,討論する場となっております.現在は隔年で開催されていますが,これまでに13回のシンポジウムを開催しました.また建設ロボットフォーラムも隔年で開催されており,著名な講師の先生方をお招きしてその時々の重要なテーマについてご講演を頂いております.

このような活動を通じて,主要6団体が協力しながら日本の建設ロボットの発展に寄与することを目指しております.また,国際建設ロボット学会(IAARC)にも協議会メンバから理事を送り,国際建設ロボットシンポジウムの開催に協力をしています.
昨年4月より本協議会会長を引継ぎ,このような重要な任務を任されました.歴代会長は皆様それぞれの分野で卓越された先生方であり,当協議会の活発な活動を推進されてこられました.このような輝かしい協議会の活動をさらに発展させるとともに,日本と世界の建設ロボットのさらなる発展に資するよう今後とも努力してまいりたいと考えております.
平成25年4月

概要

1988年6月6日(月)~8日(水)の3日間,東京・京王プラザホテルに於いて,(社)土木学会,(社)日本建築学会,(社)日本ロボット学会,(社)日本ロボット工業会の建設ロボット関連4団体の共同主催により通商産業省並びに建設省の後援のもと,第5回国際建設ロボットシンポジウム(5th ISRC)(運営委員長:石川六郎・(社)土木学会会長,(社)日本建設業団体連合会会長,日本商工会議所会頭)が我が国で初めて開催され,約500名の参加者を得て成功裡に終了しました.1988年7月28日(木)の同シンポジウム運営委員会において,石川六郎運営委員長の提案により,今後の建設ロボットにおける国際建設ロボットシンポジウムの開催準備,並びに国内における建設ロボットの研究開発の促進,国際研究協力の推進等を目的として,(社)日本ロボット工業会を事務局に,(社)土木学会,(社)日本建築学会,(社)日本ロボット学会,(社)日本ロボット工業会が中心になり,4団体所属の委員構成により本建設ロボット研究連絡協議会(CCRR:Council for Construction Robot Research)が設置されました.その後,1990年に第1回建設ロボットシンポジウム(1st SCR)が開催され,(財)先端建設技術センターが主催に加わり,また第2回建設ロボットシンポジウムで(社)日本建設機械化協会が加わり,現在の6団体による本協議会の体制ができ上がりました.