概要
1988年6月6日(月)~8日(水)の3日間,東京・京王プラザホテルに於いて,(社)土木学会,(社)日本建築学会,(社)日本ロボット学会,(社)日本ロボット工業会の建設ロボット関連4団体の共同主催により通商産業省並びに建設省の後援のもと,第5回国際建設ロボットシンポジウム(5th ISRC)(運営委員長:石川六郎・(社)土木学会会長,(社)日本建設業団体連合会会長,日本商工会議所会頭)が我が国で初めて開催され,約500名の参加者を得て成功裡に終了しました.1988年7月28日(木)の同シンポジウム運営委員会において,石川六郎運営委員長の提案により,今後の建設ロボットにおける国際建設ロボットシンポジウムの開催準備,並びに国内における建設ロボットの研究開発の促進,国際研究協力の推進等を目的として,(社)日本ロボット工業会を事務局に,(社)土木学会,(社)日本建築学会,(社)日本ロボット学会,(社)日本ロボット工業会が中心になり,4団体所属の委員構成により本建設ロボット研究連絡協議会(CCRR:Council for Construction Robot Research)が設置されました.その後,1990年に第1回建設ロボットシンポジウム(1st SCR)が開催され,(財)先端建設技術センターが主催に加わり,また第2回建設ロボットシンポジウムで(社)日本建設機械化協会が加わり,現在の6団体による本協議会の体制ができ上がりました.協議会では,当初,隔年毎に建設ロボットシンポジウムと建設ロボットフォーラムを交互に開催してきましたが,近年は,参加される皆様の強い要望を受け,建設ロボットシンポジウムを毎年開催しています.